誕生日なので暗黒オタク時代を振り返ってみた

本日誕生日を迎えました、肉の日。もう20代も後半なんだけど、やっぱり嬉しいものですね。ありがとうございます、あ、ありがとうございます。ただお母さんが頑張って産んでくれただけなのに、あちこちからお祝いされるのすごい、ラッキー!

 

誕生日だし自分のオタク年表作ろうかなと思ったんだけど、幼少期だけでわんさか黒歴史が出てきたので、学生時代の黒歴史を羅列してみた。今思い出したら笑えるかな と思ってキーボードに向き合ってみたんだけど、普通に恥ずかしくて頭抱えて何度もヘドバンした。誰にでもこんな暗黒時代ってあるのかな、ありますよね…。でも、未だに学生時代の友人は仲良くしてくれている子が多いので、良かったなと思う。たまに「アリス」と呼ばれると死にたくなるから二度と呼ばないでほしいけど。(高校時代「アリスって呼んでもいいよ!」と謎に言っていた、オタクはアリス好きになりがち)

 

 

初めて見たアニメはポケモン。幼稚園児の時に当時好きだった男の子が「今日からポケモン始まるから見ないと!」と言っていて、「〇〇くんが見るならわたしも見る!」と幼いながらに同じ話題を持つために初回から視聴。そしてめちゃくちゃハマる。その年のクリスマスプレゼントにゲームボーイポケモン緑を買ってもらって、これがわたしの初めてのゲーム。アニメもゲームも初めてだ!

初めてといえば、幼少期のころは夢=怖いものという認識だったんだけど、初めて見た幸せな夢は、サトシと海水浴に行って、砂浜にある屋台でポケモンの笛(昔 縁日でよく見かけた甘い味がする笛)を買ってもらう夢だった。夢にお化けが出てこないだけですごいのに、こんなに幸せな夢があるのか?!とめちゃくちゃ興奮して、何度も頭の中で反復した結果、20年経った今でも鮮明に覚えてる、サトシが履いていた水着の模様まで覚えてる。ヤバい。

 

そして小学生中学年ごろ、当時幼稚園児だった弟たちと留守番をする際に見せられていたアニメ、ベイブレードキャプテン翼にめちゃくちゃハマる。早くまたお留守番したいなあ、お母さん出て行かないかなあ…と常に思っている よくない子どもでした。

この辺りから立派な夢女子になる予兆があった。と言うのも、寝る前に必ず妄想をする習慣があったんだけど、曜日ごとに自分が付き合う相手を変えてた、とんだ尻軽女だよ。何曜日に誰か忘れたけど、作品ラインナップとしては上記に加えて、犬夜叉名探偵コナンポケモン遊戯王金色のガッシュベルセーラームーンぴちぴちピッチ東京ミュウミュウとか。あとは、ちびまる子ちゃんの大野杉山ペアに取り合いされる妄想(大鉄板)と、こち亀の中川とイイ感じのところ、両さんにあれやこれやと邪魔される妄想を…していたヨ…。毎日布団に入ってから そのキャラにあったシチュエーションをあれやこれや考えるのが超楽しかったんだけど、リビングから両親の笑い声がするたびに「もしかしてわたしの妄想がテレビに映し出されているんじゃ…?!」とビクビクしていたんだけど、これはあるあるなんですか、なしなしなんですか。

 

順調にオタクの道を進んでいるかと思いきや、この頃、ポンキッキーズ伊藤家の食卓学校へ行こう等V6ブームが起きていたので、妄想メンバー入りする。中学生になるとジャニーズ熱が更に増し、主に山Pと内くんが好きだった。無印のペンに雑誌の切り抜きを入れて使ったり、教科書の表紙にポスカで好きな歌詞のフレーズ(ドヤれるためにカップリング曲)をゴリゴリ書いてた。同時の流行だったよね。

ジャニオタの卵として歩み始めていたけど、友人と山Pが好きなことが被り、一緒に雑貨屋さんに買い物に行ったときに〝山Pファン認定書〟みたいな、免許証に見立てたカードが一つだけあり、どちらが買うかで喧嘩をした。その後、「山Pは、わたし達が仲違いする事を望んでないよね。」と仲直りするも、なんとな~く距離が空き…その時にハマったのが週刊少年ジャンプ

 最初は、弟が初めて買った漫画、NARUTOから。当時のわたしは、大蛇丸並みにサスケくんに執着していて、当時の友達との交換日記を読み返すと「うちは一族は、わたしが復興させる!」と意気込んでいて普通に引いた。ドン引きした。サスケくんの子どもを身籠る気満々じゃん…。

 

そして知ってしまった夢小説の世界。今までひとり妄想ばっかりしていたので、具現化された妄想にハマらない訳がなかった。うちは一族の復興を志すわたしがハマらない訳がなかった。当時は携帯向けよりもPCサイトの方が好みの文章(携帯サイトは、///とか小文字とか)が多かったので、母親がいない時にPCを拝借してめちゃくちゃ読んでいたし、母親がいる時もどうにかして部屋に持ち込んでめちゃくちゃ読んでいた。後日母親から「ネットに自分の本名を入力するんじゃない!」と怒られて、夢小説を本名で読んでいることがバレた事に気が付いて、羞恥心に耐えきれずに近所を走り回る事しか出来なかった。風に、なりたかったんだ…。

 

PCといえば、初めて活用したSNSは〝ぱどタウン〟だった。母親が、今の時代はPCを使えた方が良いからと、キーボードの練習に勧めてきた。こんなに広い世界があるのかとびっくりして、これまたすぐにのめり込んだ。しばらくは普通のSNSとして楽しんでいたんだけど、色んな扉を開けるにつれて、また別の世界の存在を知った。それが、なりきりの世界。多くのオタクの黒歴史に刻まれた四文字だ…そうだよね?みんなの黒歴史になりきりは刻まれているよね?黒歴史といえば という話題で、(妖笑)は頻繁に出てくるけど、実際どれだけのオタクが使ったことあるんだろう。わたしは使った、死にたい。

バリバリ夢女子だったのでオリキャラ作ってたんだけど、苗字が「はるう」だったのを鮮明に覚えている…春の雨と書いて、はるう。春雨。はるさめかよ。オタク女子、オリキャラの名前に黒、雨、春、桜、雫、風とか使いがちだと思う。多分このなりきりも親に見られていたんだろうな…本名使ってなかったから怒るに怒れなかったのかな…怒ってくれ、自分の娘が我を捨ててキャラになりきっているんだよ、誤った道を進んでいることは確かじゃん…未だに古傷が痛む。

 

話を戻して、NARUTOに夢中になっていたこと、友人と同じタイミングでテニプリにハマる。一度でもテニプリにハマった人で手を繋いだら日本列島ぐるっと囲める。

わたしはがっつり夢女子だったので妄想妄想の日々で、涎を製造する機能が著しく発達する羽目になった、どこだか知らないけど。この頃二次元男子のことを考えると知能が赤ちゃんになっていたため(今も否定できない)、同担(笑)の桜乃ちゃんが嫌いでした。その名残で、我が家にあるテニプリの漫画は、桜乃ちゃんの顔が消しゴムで綺麗に消されてのっぺらぼうになってます。いや~~~~~消えるんですね!消えるんですね!!!消しゴムで!!!消えるん!ですね!!!過去のわたしに言いたいのは、あれから十数年経っているけど、桜乃ちゃんはまだ不憫なままだから許してあげなよ。かわいくて健気な女の子です。

この辺りに、友人に乙女ゲームの存在を教えてもらって、やっぱりめちゃくちゃハマった。「遙かなる時空の中で」を両親不在を見計らってリビングのテレビを独占してやりこんでいたら、必殺技名(〝軍荼利明王呪〟〝流撃双邪〟〝金剛夜叉明王呪〟等)を弟ふたりが全部覚えて、弟同士で遙かなる時空の中でごっこが流行した事なんですけど、弟の中ではかわいい思い出ではないよな…コーエーさんに見てほしい、小学生男子二人が遙かの技(最初の会話も全部暗記していた)連発して謎に勝敗がつく遊びを。

  

わたしがせっせと消しゴムを握って夢女子を極めているころ、友人はテニプリを違う楽しみ方をしていて…BLですね。彼女はおすすめのサイトがあると、おすすめポイントを一言添えてPCメールに送ってくれていました、一言紹介はオタクあるある。基本新しい世界はハマってしまうスポンジ人間だったために、ここでどっっっっぷりBLにハマった。この辺りから記憶が朧気なのは、海馬が必死に忘れようとしているからだと思う…よく漫画で描かれているテンプレ腐女子が過去の自分そのもの…あああああわああわわわ思い出すだけで気が狂う。

鮮明に覚えているのは、中学で朝の15分の読書の時間があったんだけど、その時にカバーを付けてBL小説を読んでいた。みなさんご存じだと思うんだけど、あれって年齢制限ないのに普通にエロいんですよね、濡れ場の多さといったら…。挿絵で挿入シーンがあるたびに慌ててページを飛ばすキモオタしていた、気持ち悪い。。それを学校で読むんじゃありません、電車の中でAV見ているおじさんとやっている事変わらないからな。

ただ、わたしが中学生のころは、涼宮ハルヒの憂鬱や、らき☆すた等が大ブームだったので、オタクに人権があった。クラスの女子みんなで体育の創作ダンスでハルヒを踊ったし、お昼の時間に流す音楽でアニソンメドレーを自分で作ったりした。女子は少女漫画じゃなくて、BLの同人アンソロジーアニメイトの青い袋にいれて交換していた。青い袋は闇取引の合図の色。

 

わたしの気持ち悪さは止まることを知らず、「コンセントってさ…攻めと受けで萌えるよね」とか言い出す量産型やべー腐女子に進化していた。頭が沸いていたので、平仮名50音を攻と受に分類して遊んでた。平仮名を愛した平安時代の方々に謝りに行きたい。推しカプはカタカナ×ひらがなでした。ヌ×ぬとか萌えんじゃんとか言って…どうかしてるぜ。

お察しの通り、キモキモのキモオタだったのでイタい思い出話なら半日は出来ると思うんですけど、怖い話部門優勝だと思う話してもいいですか。BL本って、みんなどこに隠してましたか。わたしは迷いに迷って、何度も移動させて、落ち着いたのが押し入れの奥の奥にあったランドセルの中。小学生時代の通信簿や手紙、純粋な思い出がいっぱい入っていたのを全て取り出し、欲まみれのエロ本を詰め込んでしまった。ランドセルを開けるたびににやにやした。これで安心と快適腐女子ライフを満喫していたんだけど、ある雨の日、友達と部活後に楽しく会話しながら帰ってきたら、家の玄関前に、雨に濡れた赤いランドセルがごろんと転がっていた。………未だにあの景色を思い出すと頭掻きむしりたくなる、うわああああああ!!!!!お母さんやめてごめん、ごめんってばああああああああああ!!!!!!かわいい顔した男の子のお尻にあれやこれやを突っ込む本をお年玉でいっぱい買ってごめんなさい、ごめんて……当時のわたしはとりあえずランドセルを部屋に戻してからまた近所を雨の中駆け回ることしか出来なかった……。ね、めっちゃ怖い話でしょ…。現在は三周くらい回って普通に実家の本棚に全部並べてます。一人暮らしで読み終わった本を実家にしまいに行くスタイル。

 

そんな黒歴史だらけのわたしも、すっかり成長しました。まさかこの年までオタク続けているとは思わなかったけど、そのお陰であった楽しいこともいっぱいあったし、趣味で仲良くなれた友達もいっぱいいて、今の自分は嫌いじゃないような気もするので、良かったなと思う。うん、思うかな。毎日楽しい、すごく楽しい!でも過去に戻れるなら、今日羅列した思い出は全て消し去る、それは断言出来るな。最近はずっと声優さんを追いかけていたので、今年はそれをちょっとお休みしつつ、色々な事に手を出したいなと思っているけど結局は好きな声優さんでいっぱいになりそう。何分オタクなので。ブログの方も自分のペースでちまちまと更新出来ればと思っているので、何卒よろしくお願いします。楽しんでオタクするぞ~!

 

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