BUSTAFELLOWS~バスタフェロウズ/シュウルート感想

移動遊園地の観覧車が怖すぎて、何言われてもときめる訳がない。観覧車に心拍数持っていかれる。

BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ) - Switch

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リンボのどエロキススチルを見て、リンボでこれならシュウは もっと凄そうだ…と勝手に思っていたんだけど、そんな事なかった、超純愛で目が焼かれた。 シュウルートのテーマは絶対絶対『家族』だ。

 

共通ルートやっている時は全然分からなかったけど、テウタが仲間のことを「家族っぽい」と表現することを一番喜んでいたみたいで、事あるごとに「家族っぽいんだろ」と、テウタが言い出したんだからと濁しつつ、再確認するように何度も問うシュウはかわいい。他人に干渉しない、されない。そんなタイプに見えたけれど、本当は誰よりも、誰の代わりも出来ない家族の絆に憧れていたのかも。

 

「ゆっくりでいいから、焦んないで、他に好きになれるやつ探しな」これを優しくて大好きな声で言われるんだからテウタは嫌いになんかなれる訳ないし、でもこれ以上好きだとアピールも出来ないし、本当にシュウはずるい人だな。これ言われたあとにテウタちゃん射的の屋台に行きながら「 私に脇腹刺させて、そんな事言うの勝手じゃない?! 」と激おこのご様子でしたけど、まさにそれ。脇腹刺すシーン、酷で正直シュウの事とか考えてられなかったもん、テウタちゃんの事を全力応援。好きな人じゃなくても、人の脇腹刺すなんて怖くて出来ない、想像してみたけど、その場で泡噴いてぶっ倒れる自分しか見えない。シュウを重症にしてその場から連れ出さないといけないのに、こっちが重症になってどうするんだい。

もちろん他に好きになれるやつ探しなって言葉は、暗殺者の自分と恋仲になると色々巻き込んでしまうし、何より自分が死んで悲しい思いをさせたくないって気持ちが第一だと思うけど、恋仲じゃなくても もう既に「家族っぽい」になっちゃったんだから遅いよね。それを考えることも出来ないくらいテウタちゃんはすっと自然に距離を詰めていて、シュウも自分のパーソナルスペースに入り込んでくるテウタを嫌と思わなくて。寂しいと感じることがあるシュウにとって、家族っぽい人を作りたい、でも死に近い自分は作れない。そんなジレンマの中で、結局自分が寂しいことを選んでたのかな。あ~このふたりがくっついて良かった!くっつくべくして出会った二人が そうなってくれてよかった!

 

人の言葉を最後までちゃんと聞く、言いたい事は誤解の無いように端的に伝える。シュウのそんなところが大好きなんですけど、一番萌えたのはそれに反したところで。「俺の事、好きか?」って聞いておいて自分から つらつら告白するのに、いざテウタちゃんがシュウの好きなところ羅列しようとすると「その話、後じゃ駄目?」ってキスするの、とんでもなくない?普段真摯に会話をしてくれるシュウだからこその萌えポイントで、初めてテウタの言葉を遮る理由が、早くキスしたいってうずうずしているからなのに萌えすぎて、もう何が何だか…何が何だか!見てる方が恥ずかしくなって、うわ~~~っ!!!?!て、とりあえずドタドタとソファの周りを何度も駆け回ったことだけご報告します。(下の階の住人が先日引っ越したのはこれが原因かもしれない)「俺の世界から消えないで」ってただ純粋な願いを口にしながら、しっかりおててがお尻を支えていて、なんか ただエロい、とも言わせてくれないシュウはやっぱりずるいな。

 

 Side:Bは、「実は頭に銃弾が入っているんだ」というびっくり事実が発覚したけど、それが霞むほどもきゅんきゅんタイムの嵐。男五人できゃっきゃと恋バナするシーンもあり、クロちゃんのいつのもムードメーカーが炸裂してしっかり笑いもあり、シュウとテウタの甘々な今もあり、これから向かう幸せな未来もちらりと見えて、豪華で最高のSide:Bでした!頭に銃弾が入っている殺し屋と恋愛しているとは思えない平和。本当に銃弾入っていたのかもう一度確認してくる。

シュウが入院している時に、シュウのために雪だるま作ってあげるテウタ超絶かわいいな。スチル、普段より増し増しで幼いように見えるけど、多分これがシュウから見るテウタなんだろうな。年齢差がこれだけあるから「付き合おう」なんて高校生みたいな告白は出来なかったし、色々と恥ずかしくなっちゃうし。でもそんな子どもに見えるくらい年下に恋心を抱いちゃうシュウなんだもんね、可愛いしか言葉が出てこないぞコレ。雪だるまの横にいるテウタを見ながら「死にたくねえな…」と小さく漏らすシュウの声に泣いちゃう。シュウとテウタは今後〝殺し〟から遠い場所で幸せになってほしいよ。互いのためにも幸せに生きてくれ。

 

「家族っぽい」で満足して、喜んでいたシュウが、テウタの本当の家族に電話で挨拶するシーンは、シュウの言葉が人殺しとは思えないくらい綺麗で、涙なしでは進められなかった。というか、テウタ父の「私はあの子が産まれる前からあの子を愛していたんだぞ!」の台詞でダバーーッで涙出てきた。そうだよね。親は子どもが産まれる前から愛しているんだよなあ…としみじみ。なんて素敵なんだ、家族って。「彼女が愛されて育ってきたんだと知って、俺は嬉しい。俺も、あなた達と繋がりを持ちたいです。」ってシュウの返し方も百億点では…全国の娘を持つ父親、大半がこれだけで泣いちゃうと思う。

 

家族っぽい 、から 本当の家族に。シュウルートのテウタは精神的にも物理的にも痛くて辛いことがたくさんあったけど、その分シュウはめちゃくちゃ大事に、普通の幸せをたくさんくれるんだろうな。 「好きと寂しいを間違えることはある」とシュウは言ってたけど、寂しいって感情は好きで間違えていないと思うし、ずっとずっとテウタの事好きだったんだよね。どうか平凡な幸せをふたりに。そのためにもシュウは殺し屋から足洗ってくれ。

 

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ここまでまさかのヤンの名前を一度も出さずだったけど、結構好きな子でした。シュウともテウタとも連絡取るようになっていたので、彼も…じゃなかった、彼女の心からも寂しいの感情が少し薄らぐような日常を送れたらな。家族じゃなくても、家族っぽい、そんな繋がりでいいよね。

 

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